「アメリカンフットボールに興味を持ってはいるけどルールが難しそう」って思っていませんか?
「アメリカンフットボールを観戦してみたいと思っているけどよくわからないから」と諦めている人はいませんか?
実は私自身約20年前になぜNFL見始めたのかは覚えていないのですが、当時ルールをほとんど理解していなかったので、試合中「今何がどうなっているんだ?」と非常に難しかったです(涙) そんな私がいつの間にか夢中になっていました。
そんな夢中にさせてくれたアメリカンフットボールを広めたく、初心者の方々に向けて分かりやすく解説します(途中離脱した期間もありましたが汗)!
アメフトは基本的なルールを押さえておけば十分楽しめるスポーツです!
改めて今回そんな方々に向けて「アメリカンフットボールの基本的なルール7つ」をお教えします!
最後までご覧いただくことで、アメフトに興味を持っていただけるようになり、より現地での観戦が楽しめるようになります!
アメリカンフットボールの押さえておくべき基本ルール7つ
まずはアメリカンフットボール(以下、アメフト)の基本的なルールを押さえておきましょう!
アメフトは陣取り合戦!
アメフトはボールを前に進めて陣地を獲得して、ボールを相手のエンドゾーンに運び「タッチダウン」を奪うスポーツです。
攻撃と守備が明確に分かれている!
野球のように「攻撃=オフェンス」と「守備=ディフェンス」に分かれています。オフェンスはボールを持っているチームのことで、ディフェンスはボールを持たないチームのことです。攻撃側が作戦を決め、守備側がその攻撃に対応して守備をします。

攻撃と守備
4回の攻撃で10ヤード進む!
オフェンスは4回以内の攻撃で10ヤード*進むことができればファーストダウンとなり、再度攻撃権を獲得できます。しかし10ヤード進めなければ攻守交代で、相手に攻撃権が移ります。* 1ヤード=約91㎝。10ヤード=約9.1m
得点パターンは5種類
◆タッチダウン(6点)
タッチダウンとは上記①の陣取り合戦でも記載しました通り、ボールをエンドゾーンに運ぶことです。
◆ポイントアフタータッチダウン(キックは1点)、(プレイは2点)
タッチダウン後にキックでゴールポストを通過すると1点、それか2ポイントコンバージョン(もう1プレイを選択してエンドゾーンにボールを運ぶこと)を成功させると2点入ります。
◆フィールドゴール(3点)
フィールドゴールは相手陣地に進んでいるがタッチダウンが難しい場合にキックでゴールポストを通過させること。
◆セーフティー(2点)
オフェンスチームが自陣のエンドゾーン内でミスを犯し、ディフェンスチームが2点を得る特別な得点方法です。稀に起こります
試合時間
通常4クォーター制になります。
1クォーターが15分で、4つのクォーターがあり合計60分です(日本では12分の場合あり)。第1クォーターと第2クォーターで前半、第3クォーターと第4クォーターで後半になります。1プレイごとに時計が止まるので、実際の試合時間は2時間半から3時間くらいかかります。
人数
フィールド上にいるのは攻撃側守備側ともに1チーム11人です。
ほとんどが攻撃専門、守備専門、キック専門の選手なのでプレイごとに入れ替わります。そして選手の交代は自由で何度でもOKです(野球のように一度交代したら出られないということはありません)。
フィールドについて
アメフト専用の球場を「フィールド」と呼びます。そのフィールドの両端にエンドゾーンがあり、そこにボールを運ぶとタッチダウンが成立します。そしてゴールポストがあり、そのポストの間を通過すると得点が得られます。

フィールド
試合の流れを理解しよう!
キックオフ
守備側のキックで始まり(後半は逆のチーム)、そのボールを攻撃側がキャッチして陣地を挽回するために守備側に止められるまで走ります。倒された場所から攻撃側の攻め(ファーストダウン)が始まります。
ボールの進め方
ボールを前に進める方法は二つあり、「ラン」と「パス」の攻撃があります。4回の攻撃の中でどちらのプレイが効果的なのかを判断して決め、10ヤード進めようとします。それとは逆に守備側は10ヤード進ませないように相手の攻撃を読んで守ります。
- ラン
- パス
各プレイの開始と終わり
オフェンスのプレイはスナップで始まり、クォーターバック(QB)がボールをランニングバック(RB)に手渡すか、パスをするか、はたまた自分で前に走るかの選択をします。
各プレイの終わりはボールを持った選手が倒されるかサイドラインを出たり、パスが通らなかったりするとプレイが止まって終わります。
作戦会議(ハドル)
各プレイの前に選手が集まり作戦会議(ハドル)が行われます。約300と言われる作戦があり、どの作戦が効果的かを決めプレイします。

ハドル
ポジションを理解しよう!
攻撃側
・クォーターバック(QB):オフェンスチームの司令塔。作戦会議(ハドル)において瞬時に次のプレイを選択して、ラン(RB)にボールを渡したり、パスを投げたり、時には自分で走ってボールを前に進めるなどマルチな才能の持ち主。アメリカンフットボールの花形ポジション!
・ランニングバック(RB):ボールをもって走る地上戦の主役。スピード・パワー・瞬時の判断力が必要とされるポジション。
・ワイドレシーバー(WR):パスを受ける空中戦の主役。クォーターバック(QB)からパスを受けるので、キャッチ能力・スピード・ジャンプ力など身体能力に優れた選手ができるポジション。
・タイトエンド(TE):パスプレイではパスを受け、ランプレイではブロックする役割を担う。大柄でパワーが必要だが、パスも受けるので俊敏さも必要。
・オフェンシブライン(OL):5人のユニット。ボールを持つことのできないポジション。ディフェンスをブロックしたり、クォーターバック(QB)を守ったりするまさに縁の下の力持ち。
守備側
・ディフェンスライン(DL):ディフェンスの最前線の4人。相手のクォーターバック(QB)やランニングバック(RB)にプレイさせないように襲い掛かる。
・ラインバッカー(LB):ディフェンスの司令塔で3人のユニット。瞬時に相手の攻撃を見極め、ディフェンス全体に指示を出しランやパス攻撃に対応する。
・コーナーバック(CB):最高のアスリート!身体能力抜群のワイドレシーバー(WR)をマークし、パスキャッチされないようにする2人のコンビ。
・セイフティ(S):ディフェンスの最後の砦。主に一番後ろを守っているので、重要な役割を任されている。
道具(用具)を理解しよう!
アメフトは危険なスポーツなので防具の装着が義務付けられています
ヘルメット
頭を守る
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マウスピース
口の中を守る
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ジャージ
まさにチームの顔。ホームとアウェイでは違うユニフォーム
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グローブ
手を守ったり、しっかりとキャッチするため
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スパイク
滑り止めのため
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ショルダーパット
肩や胸を守る
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ニーパッド
膝を守る
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ネックロール
首を守る
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アメリカンフットボール用品専門店QBciub https://www.qbclubstore.com/
パンツ
パッドなどを装着できるようになっている
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ヒップパッド
お尻を守る
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観戦時のポイント
NFL視聴歴は長いのですが、実際の試合を観たのは恥ずかしながらごく最近になってからです。ネットで調べて大学の3部リーグを「アミノバイタルフィールド」で初めて観戦しました。その初めての時は私自身ドキドキしましたが、行ってみるとぶつかる音がド迫力!
基本ルールを理解していたので十分楽しめました!特に良かった点はプレイごとにマイクで実況があったことです(大学の3部リーグでは女性が実況してました)。「今何ヤード進んだ」とか、「あと何ヤード進めば10ヤードに到達する」とか、「誰がタッチダウンしたか」など、試合の実況があったので試合の流れを把握できプレイに集中出来ました。
そして気になるチケット代金は前売り1000円、当日1500円とリーズナブル!
売店や出店もありましたので食べながらの観戦もできます。
観戦マナーですが、もちろん応援しているチームがあればそのチームがいいプレイをした時には拍手や歓声で盛り上がれます!(初めて観戦に行ったときにチケット売り場でホームかアウェイか聞かれましたが、どちらでもなかったので直観で好きなほうで観ました)
気になる試合日程・会場は以下のサイトで国内外ともに確認できます。
出典:アメリカンフットボールの日程一覧 | スポカレ スポカレ https://spocale.com/
◆ポイント
・好きなチームがあればそちらを応援し盛り上がろう!
・チケットは前売りの方がお得!
・売店あり!(だいたい持ち込みOK。東京ドームなどの大きい会場ではその会場の持ち込みルールがあるかもしれません)
まとめ
今回の記事では、
アメフト初心者の方向けに基本的なルール7つ
試合の流れ
ポジション
道具(用具)
観戦ポイント
を紹介しました。まだまだたくさんの情報がありますが、
結論はアメフトは基本ルールさえ押さえておけば十分楽しめます。
最初私自身は基本的なルールもわからずにTVを見ていました。そんな私でも少しずつプレイを理解して、得点の種類を理解して、ポジションを理解していくとどんどん楽しくなって夢中になってしまいました(特に攻撃側の攻撃の種類が約300もあり、どこを走るとかどこに投げるのかなど事前に決めていることに感動しました)
この記事で、初心者の方々に少しでもアメフトの楽しさが広がって、観戦に行っていただけたら嬉しく思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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